Fujiya Campus とは

このページでは、『Fujiya Campus』の具体的な活動についてお伝えします。

『Fujiya Campus』のミッション

『Fujiya Campus』では、以下のミッションを活動指針とし皆さまと活動していきます。

学びある、生涯のサードプレイスでありつづける

① 『Fujiya Campus』では、「考える」ことを大切にしています。なので、よくある趣味のコミュニティではなく、自分の問題や課題に対して自ら考え行動できるような環境を整えていきます。

② 『Fujiya Campus』では、小中高学生だけではなく、幼児、若者、夫婦、家族など、全世代がそれぞれのタイミングで必要となる学びを追求し、提供していきます。お子さまを預けていただきながら、保護者の皆さまにも生きていく上で必要となる分野を学び、親子そろって生活に活かしていく環境を整えていきます。

③ 『Fujiya Campus』は、よくある学習塾ではありません。先生と生徒という関係は存在しません。私と皆さまはひとつの仲間になります。皆さまが何かを学ぶことを通して、私自身も学んでいきます。そして、学校でもなく、家族でもない、もうひとつの社会との繋がりの場所「サードプレイス」として、皆さまと共に歩み、活動していけるような環境を整えていきます。


【金融】【IT】【料理】【農業】の可能性

『Fujiya Campus』では、主に、【金融】【IT】 【料理】【農業】の4つのテーマを通して学んでいきます。

以下では、それぞれのテーマについての捉え方と、学び方をご紹介します

【金融】世界を創り、人々の生活の基盤となる分野

【金融】導入の話

昨今、「お金」の教育に関する書籍やイベントが増えてきたように感じます。

実は、日本は世界の中でも、子どもの頃から「お金」はとても身近な存在になっていたりします。それは、お年玉であったりお小遣いであったりと、海外ではプレゼント文化のところ、日本ではお金を渡す文化があるためです。また、今減ってしまいましたが駄菓子屋さんのように子ども達が自分で考えてお金をやりくりする環境も相まって、世界トップクラスのお金文化が根付いているのが、日本の子ども達なのです。


ここでは「お金」の中でもより社会に深く関係している【金融】についてお話させてください。

【金融】:一般に、資金余剰者から資金不足者へ資金を融通すること (Wikipedia 金融 より)

『Fujiya Campus』では、広義に「金融はお金をやり取りすること」というイメージで取り扱っていきます。
新型コロナウイルスの影響で経済が停滞したというニュースがよく流れていますが、これはお金がなくなったわけではなく、お金が動かなくなったことが原因と言えます。
お金をうまく動かせば、経済は停滞せず発展していくとされています。そのための方法として金融という概念が生まれました。

現在の義務教育の中で金融に関する教科はないのですが、実は他の教科と密接な関係があるのです。
つまり、金融を勉強することは、他の五教科も内包した勉強になるということです。

例えば、社会。上述したように経済の発展は金融の力の影響が大きいです。そして、これまでの勉強してきた歴史の中の出来事の多くにこの金融領域が絡んでいます。
「円」がなぜ世界でこれだけの存在を示しているのか、ご存知でしょうか?それは、鎖国時代やその後の明治維新、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦などと大きな関係があったりします。
さらに遡ると、645年の大化の改新以降、租庸調という税制度がありましたが、これも税金の話なので金融領域になります。
現代社会においても、我々は税金を納め、健康保険料を納め、万が一の時は国から補助金が支給され、そのための予算が内閣で検討されていたりします。消費税率10%は何故行われたのか、その効果はどうなっているのか。それも金融が担う領域です。

このように、社会でも、歴史や現代社会など、多くの出来事の背景に金融は存在しているのです。


例えば、数学。金融には、金融工学と呼ばれる分野があり、これは兎にも角にも数学が必須の分野となります。「金融工学なんて、そんな難しそうなもの自分には関係ないよ」と思うかもしれませんが、実はそんなことありません。
みなさんは銀行に預金をしていると思います。これは実は一種の投資活動です。
銀行にお金を預けるということは、銀行にお金を貸すという意味です。そのため、預金には金利がつきますね。今は超低金利時代ですので、千葉銀行の普通預金だと0.001%、定期預金でも0.002%となっていますが。
また、最近では投資ブームと言われる程に、多くの人が投資をし始めました。老後2000万円問題などで、このまま預金しているだけでは足りないと、ところどころで噂されているからでしょうか。
その「投資」こそ、この「金融(金融工学など)」の知識が必要になるのです。数学ができると投資もできます。投資をするには数学が必須です。

このように、金融を学ぶことを通して、数学を学ぶことができ、そして生活にも直結して役立てることができるのです。


【金融】『Fujiya Campus』でやること

『Fujiya Campus』では、実戦形式の学習をメインにしています。つまり、実際に【金融】の世界に触れることです。

例えば、商売によってお金を稼いでもらいます。

まず、いくら稼ぎたいか、それは何のために稼ぎたいのかを相談して、「”目的” と “目標” と “期限” 」を立てます。

次に、その目標に向けてどうすれば稼ぐことができのかを考えます。その際に必要な環境は、我々運営側が全力でサポートします。

例えば、自分たちで野菜を育ててそれを販売する。屋台を出して、調理したものを販売するなどを考えています。
大学や高校の文化祭を、より精密に設計した上で目標を達成するために一緒に活動していきます。

チラシの中にN東高校文化祭の問題を掲載しておりますが、そこでの考え方はここでの第一歩となるでしょう。

これらの活動を通して、金融を肌で感じ、将来社会人になった際のお金の素養を身に付けていきます。
そして、自分で考え活動することで、自信を持ち積極的に活動できる心を養います。

この金融により複雑に高度かされた社会の中で、より豊かな人生を送るために、必要な経験と知識を一緒に学んでいきましょう

【IT】世界を飛躍的に発展させ、かつ、今最も身近な存在にある分野

【IT】導入の話

「IT」と聞いて、何をイメージしますでしょうか?機械・ロボット・スマホ・ゲーム・プログラミング・あの黒い画面に緑の文字のやつ・難しそう。などはイメージできそうですね。

もちろん、そのイメージで問題ないのですが、『Fujiya Campus』は学習コミュニティなので、「IT × 学び」という観点からもう少し見ていきたいと思います。

2020年度から小学校では、プログラミング教育がスタートしました。指導要領の中では以下のようにあります。

小学校におけるプログラミング教育のねらいは、「小学校学習指導要領解
説 総則編」においても述べていますが、非常に大まかに言えば、①「プロ
グラミング的思考」を育むこと、②プログラムの働きやよさ、情報社会がコ
ンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことがで
きるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解
決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと、③各教科
等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等での学びをより確実な
ものとすることの三つと言うことができます。

小学校プログラミング教育の手引(第三版) 文 部 科 学 省

つまり、「プログラミング的思考ってやつを育み、世の中のものがITによって作られていることに気づき、自分でも活用できるようして、さらには他の五教科にも活かしましょう!」と言った具合でしょうか。

私は、20歳になるくらいまでパソコンもろくに触らないで来た人間なのですが、社会人になってからはずっとIT畑の仕事をしています。
そんな私がこの手引きを読んで感じたことは、「やっぱりエンジニアを育てようとしているんだな」ということです。日本は先進国の中でも優秀なエンジニアが少ないとされており、だからGAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)のようなIT企業が生まれないんだとまで言われていたりします。そういった背景もあり、少しでも優秀なエンジニアが生まれることを願って新設したのがこの新しい分野なのかなと感じました(これはあくまで個人の見解なのですが)。

上記のことは、私も同意で、日本から優秀なエンジニアが生まれるのはとても嬉しいことではあるのですが、義務教育の中で一職種に有利な教育を行うのはどうなのだろうかという思いもあったりします。
そして、私としては、「①プログラミング的思考を育むこと」こそが一番注力すべき内容だと考えています。理由は3つです。

  • 社会人として仕事をする際にエンジニア以外の職種でも必須のスキルだから
  • 具体的なプログラミングのスキルは年々変化しているためそれだけを学ぶ意義は低いから
  • 仕事に限らず人とのコミュニケーションをする中で役に立つスキルだから

プログラミング的思考は、論理思考の内のひとつとされていますが、この論理思考こそ、社会人になったときに必須となるスキルであると考えています。

プログラミングの中で、私が大切だと考えるスキルは、「相手を思いやる気持ち -ホスピタリティ-」です。

ITや論理思考と言われると無機質で少し冷たい印象を持つかもしれませんが、実は裏側の世界はとても思いやりに溢れています。

例えば、登録作業のときに、メールアドレスを入力する欄に電話番号を入力して登録しようとすると、「メールアドレスが正しくありません」というメッセージが表示されると思います。これが、何もメッセージが表示されなかったり、間違っています。とだけ表示されたり、登録されてしまったらどうでしょうか?あなた自身とても困ると思います。
そのシステムを作った人は、「きっと、ここで間違えてしまう人がいるだろうから、それでも問題なく登録できるように、メッセージで表示させたりしてあげよう」と考えながらそのメッセージ表示機能を追加するのです。
私は、元々エンジニアとして開発をしていたので、優秀なエンジニアの方々はみな揃って思いやりのある優しい考えを持った方々だったのを身をもって経験をしています。

もう少し身近な例を出すと、旅行にいくときに、準備の良い人がいると思います。
そういう人は、「夜道のときに危ないから、ライトを持っていくか。」「はぐれたときのために集合場所を決めておこうか。」「自分はiPhoneだけど相手はandroidだから、それ用の充電ケーブルも持っていくか。」などと、もしものときを事前に想定し準備をしていると思います。

これらはプログラミングをする上でもとても重要で、かつ、論理思考の良いトレーニングにもなります。
そして、小中学生の間は、まずはこの「ホスピタリティ × 論理思考」から養っていくのが大切なことだと、私は考えています。

【IT】『Fujiya Campus』でやること

『Fujiya Campus』では、ベースとなる考え方を学んだ後、実際の活動をホスピタリティを持って、かつ、論理的に考えてから活動するようにします。

例えば、何か活動をするときは、その “問題” は何で “課題” は何か、それを解決するために “何をするべき” か、それは “何故”か、などを事前に検討してから活動をします。

少し煩わしいと感じるかもしれませんが、社会人になった際にこういった活動はたくさん発生します。そのトレーニングにもなるのです。

学校の掃除ひとつをとっても「時間になる ⇒ 椅子を全て机の上にあげる ⇒ 前に椅子を移動する ⇒ ほうきで掃く ⇒ 濡れ雑巾で拭く ⇒ 椅子を後ろに移動する・・・」というように、普段の何気ない活動も論理的に構築することができるのです。
こういった一つひとつの活動を、事前にしっかりと検討してから活動をします。

また、実際にブログを構築したりし、システムを組む過程を担っていただいたりも検討してます。

これらの活動を通して、普段の生活からホスピタリティ持って論理的に考えられる癖付けをしていきます。
そして、自分で考え活動することで、自信を持ち積極的に活動できる心を養います。

このITに席巻されている世の中で、上手に・豊かに生きていくために、必要な思いやりと思考法を一緒に学んでいきましょう!

【料理】

※ 【料理】coming soon!!

【農業】

※ 【農業】coming soon!!